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あらゆる生命や物質には、私たちの理性や論理を超えて心を深く捉える「何か」が秘められています。それは、水面に映る月影のように掴みがたく、深い闇の中で微かに灯り続けるかがり火のように、強く確かな光として私たちの無意識を捉えて離しません。
本作品群は、この「見えない本質」、すなわち存在の核心を捉え、視覚化する試みです。単なる個人的な感情の吐露や、表面的な美しさの提示に留まることはありません。
目に止めた作品は、鑑賞者を深くそして静かに思索へと誘うトリガーとなることを目指しています。「世の理(ことわり)」や「存在の意味」といった、古来より人類が問い続けてきた根源的な問いを、表面的な情報としてではなく、自身の感覚と深く響き合わせることで、内省的に深く見つめる哲学的旅路となるでしょう。
ご覧いただく方々が、作品を通して心の奥底の静謐な真実に触れ、普遍的な光を再認識すること。これが、本作品群が目指す鑑賞体験の到達点です。
存在に宿るほのかな光を探して。
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